



講座について
再現性のある支援方法を知ることができます
プロフェッショナルな支援者だけができるものではありません
誰にでも取り組める内容です
講座の目次
- 原始反射 感覚統合(理論)
- 発達のピラミッドを知ろう
- 感覚統合遊び(体験と実践)
- 視覚支援を考える
講座内容
第1回「支援を考える 再現性のある支援(視覚支援と発達のピラミッド)」120分
第2回「発達の土台へのアプローチ(事例を通して 支援者にとっての大事な視点)」120分
第3回「タイプ別の関わり方 体験実践」180分
受講料
0期のみ10,000円(税込)
1期以降15,000円(税込)


療育は専門家だけがやるものだと諦めている
一生懸命やっているのに、子どもの『できないこと』ばかりに目がいってしまう
子どもを深く理解したいが、どうすれば良いか分からない
支援をチームで共有できず、関わりがブレてしまう



1つは「分かってからできる学び」
もう1つは
「できるようになってから分かる学び」
優劣は無く、どちらも大切です。

1.分かってからできる学び
数式や因果関係を言語で整理しながら理解して、それを使いながら答えを導く学び。
物理や数学の問題は「分かってから」でないと解けないものがほとんど。

2.できるようになってから分かる学び
身体で世界に触れて、感じた違和感や心地よさを手掛かりに、自分なりの意味や答えを探っていく学び。
スポーツやアート、楽器を演奏することや発明は「できるようになってから」しか分からないことがある。

1.が無いと、論理的に考えて他者と共有することができません。
2.が無いと、言葉にできない違和感や豊かさに気付くことができません。


少し話は変わりますが
「療育」という言葉の本来の意味は、障がいを持つ子どもに対して、医療と教育を並行して行い社会的な自立を促す事を差していました。
現在では、障がいを持つ子どもの発達を支援する総称として、医療行為の有無に関わらず使われるようになり、「発達支援」という言葉と同じような意味で使われるようになりました。

- 療育の界隈では、今だに障がいを治療するという発想が根強く残っていて、ゴールが果てしなく遠くなりがち(例えば、課題を1つ克服したら、また次の「できないこと」を探し始めるネガティブな連鎖に陥りやすい)
- 療育は、↑先に述べた②「できるようになってから分かる学び」の要素が強く、論理的に知り、共有することが容易ではないものとして、専門的に学んだプロフェッショナルな支援者だけができる支援になっていた

この講座では、「分かってからできる学び」「できるようになってから分かる学び」の2つのバランスを大切にしながら、誰もが取り組める再現性のある「療育」と「支援」を提供し、障がいを持つ子ども達に関わる大人の視点を増やし、知識と視野を拡げます!

経験したこと
- 1
こういう支援をしたことで子どもや保護者にこんな変化が起こった事例
- 2
こういう支援をしたことで今まで気づかなかったことに気付いたなど
対象
障がいを抱える子どもを育てる保護者さん
保育や教育に関わる方 スポーツ指導者
受講費
全3回 12,000円
日程
0期 2025年11月 日スタート
講師紹介

上野良子(よっちゃん)

高橋平(たいちゃん)
上野良子

- 中京大学 体育学部健康教育学科卒「中学・高校保健体育教諭一種取得」
- 国立障害者リハビリテーションセンター学院 リハビリテーション体育学科卒
- 佛教大学 教育学部教育学科卒「特別支援学校教諭一種取得」
- 4人の子育て中
- 高齢者介護分野・子どもの発達分野など、多岐にわたる仕事を経験。
- 高齢者介護分野では、国立障害者リハビリテーションセンター学院でのリハビリテーション体育の学びを土台にしながら介護福祉士として、デイサービス等でリハビリや介護の仕事、介護保険認定調査員として経験を積む。
- 子どもの発達分野では、中学・高校保健体育教員免許を活かしサマーホリデー指導員を経験。児童指導員・療育保育士として放課後等デイサービス・発達支援センター等での勤務経験や特別支援学校教員として特別支援学校非常勤や中学校の合理的配慮コーディネーターとして勤務経験がある。
- 現在は、仕事と育児の傍らで取得した保育士、特別支援学校教諭、発達支援コーチ等の資格、4人の子育て経験を活かし、個人事業「えぇかお」を立ち上げ、『生きる力を育む』(自ら気づき、考え、動く」を理念として活動中。様々な支援が必要な幅広い年齢の子どもたちに対して、また、保護者さん、先生に向けて教育、相談などのサポートをしている。
- 2025年〜東近江 FCレジリエンス チームアドバイザー
資格
- 中学・高校保健体育教諭一種
- 特別支援学校教諭一種
- 介護福祉士
- 保育士
- 視覚発達支援コーチ・中級発達支援コーチ
講座への想い
- 私の講座では発達の土台にアプローチする方法について実践を交えてお伝えします。お子さんの内側で生じている感情・感覚を知り、多角的に捉える見方ができることで、今よりもお子さんを深く理解して、関わることができるポイントをお伝えします。
- 困っている子どもたち、保護者さん、もっと勉強したいと思っておられる先生方はたくさんいます。この効果的な方法が広く知れ渡り、自分たちで実践していかれることで少しでも困っている子どもたちが減り、支援の輪が広がることを期待しています。
高橋 平

2021年に滋賀県内のスポーツ指導者を対象とした「特性のある子ども達の受け入れについてのアンケート」調査を実施しました。
その中で最も多かった回答が「障がいを持つ子ども達をスポーツチームとして受け入れたい気持ちはあるが、知識が無かったり、困った時の相談窓口が無いために受け入れのハードルが高い」というものでした。
障がいスポーツの先進国が多いヨーロッパに研修に行った際、日本との大きな違いに愕然としました。
スポーツ指導者向けのプログラムや講座が充実していて、行政や地域の大学に相談窓口や担当者がいることで、障がいを持つ子ども達のスポーツ環境が整っていました。
つまり、スポーツ指導者を含めた地域の大人が療育や支援の基礎を気軽に学ぶことができる環境を整え、さらに、困り事が起こったときに相談できる窓口が地域に整備されれば、日本でも障がいを持つ子ども達がスポーツに限らず、様々なことにチャレンジすることが容易になるのではないでしょうか?
また、この講座を学ぶことで、子育てや教育において、子ども達の「どこを観るのか?」「どの視点を大切にするのか?」が明確になり、ランダムなティーチングやコーチング、関わりから→軸を持った関わりや試行錯誤が可能になる、そんな想いを込めてこの講座をはじめました。
受講料
0期のみ10,000円(税込)
1期以降15,000円(税込)
講座内容
- 全3回
- 第1回と第2回はオンライン(zoom)で開催
- 第3回はリアル体験会(開催場所は申込完了後に連絡)
- もしくは動画視聴のどちらかを選択
第1回「支援を考える 再現性のある支援(視覚支援と発達のピラミッド)」120分
第2回「発達の土台へのアプローチ(事例を通して 支援者にとっての大事な視点)」120分
第3回「タイプ別の関わり方 体験実践」180分
